小学校英語指導者資格

小学校英語指導者資格は文部科学省が進めてきた小学校英語教育必修化に伴うもの。賛成、反対、賛否両論の意見も様々だが実施されてみないと評価は出来ないだろう。教師の英語力、人材の2つの不足がまだまだあるがジオス、アルク、NHK、ベネッセなどで課題を克服してほしいと思う。

小学校英語指導者資格を取得出来れば実際に小学校で英語指導に携われる

小学校英語指導者資格は、今注目されている資格の一つです。その理由は2011年度より全国の国公立小学校英語必修科目になることが関係しています。 文部科学省が準備をして行ってきたことがいよいよ実現化するのです。

それに伴い英語教師が約8万人も必要だと言われています。しかし実際にはそれほどの人材を確保できていなかったりまた、英語教師自体のスキルの低さが問題ともなっているのです。

こういった危機的状況を受けて立ち上がったの英語指導者育成を支援する「J-SHINE」と呼ばれる小学校英語指導者認定協議会です。このJ-SHINE認定されるのが「小学校英語指導者資格」でこれを取得出来れば実際に小学校英語指導に携わることが出来るのです。

2009年2月の時点で既に2万人が小学校英語指導者資格取得しており、現在多くの方が各地の小学校で実際に活躍しています。今後ますますニーズが拡大することが予測出来るので、J-SHINEでも多くの方に資格取得を呼びかけています。

小学校英語指導者資格を取得すれば、更に上級資格取得へ向けて勉強を開始することが出来ます。上級資格を取得出来れば優れた指導者として認められることになります。 一番上級の資格が「小学校英語指導者トレーナー」で、育成講座を企画立案したり指導者を指導するものとして活躍の場を広げることが出来ます。

小学校英語指導者資格 まず育成講座受講

小学校英語指導者資格認定されるためには、まず育成講座受講する必要があります。

それを受けた後に登録団体からまずは認定を受けることが出来ます。更にそこから推薦を受けてJ-SHINEの審査を受けます。そこで認定されて資格証明書を発行され、協議会DBに掲載されはじめて小学校英語指導者資格を有することができるようになります。

ここから全国各地の小学校で新たに試験などを受けて採用されれば、晴れてこの職種で働くことが出来ます。ですから決して楽な道のりとは言えません。ですが、英語教育の方法として小学校のうちから正しい発音や知識を身に付けておけば英語教育の底上げを行なっていく下地を作ることが出来ます。 その指導という重大な責任を背負っているので生半可な気持ちでは取り組めないのです。子供が好きだということは大前提に挙げられますが、その他にも厳しい条件がいくつかあります。

一般的な英語教師という枠外のものと捉え一から勉強を始めるつもりで資格取得に励まなければ、合格へ道は厳しいものとなると思います。

具体的な勉強法としては、小学校英語指導者資格を取得された方の多くが英語塾ジオス等)などの開催する講座を受講しているようです。お近くのスクールに一度問い合わせをしてみると良いと思います。